塾に一切通わずに東京外国語大学に現役で受かった僕の勉強法
いきなりですが僕は現在、東京外国語大学言語文化学部モンゴル語専攻の学生です。(モンゴル語ってなんだよってツッコミはいったんスルー)
高校時代は部活に明け暮れる日々で塾や予備校には一切通わなかったし、夏季講習や冬季講習すら参加していません。
そんな僕がどうやって外大に現役で合格したのか、当時の生活や勉強法なんかをお伝えできればなと思います。大変な状況が続く中で、家で勉強しなきゃいけない中学生、高校生にとって少しでも役に立つことを伝えられればなと思います。
[:目次]
1,学生時代の年表
2,勉強ノウハウ
- 計画を立てる
- 参考書の活用
- 徹底<参考書が1冊終わるとは>
- 量を求めすぎない。質も大事。
- 最後は気持ち。絶対に受かってやる!という強い気持ちを持ち続ける
1,学生時代の年表
- 2015年4月(高1):第一志望の高校に落ちて仕方なく滑り止めだった高校に入学。陸上部に入る。
- 2015年6月(高1):初めての高体連で4×100mリレーのアンカーに選ばれ全道大会に出場。部活にのめりこむ。
- 2016年(高2):ずっと部活。たまに恋愛。
- 2017年6月(高3):インターハイ出場は叶わず残念な結果に。引退。
- 2017年引退後(高3):受験までの計画を立てて必死に勉強。
- 2018年3月:合格
ざっと説明したけどどうでしょう?部活頑張ってたふつーの高校生って感じですよね。とてもじゃないけど現役で合格するのは難しそうです。
では実際にどんな勉強法だったのでしょう?引退後について見ていきましょ。
2,勉強ノウハウ
■計画を立てる
はい、まず僕が始めたことは計画を立てることです。センター試験と二次試験までの日数から逆算していつまでに何をやらなきゃいけないのかを明確にしました。その際に大事なことはなるべく具体的に考えることです。
(例えば、5月中に〇〇という参考書を終わらせて6月からは△△という問題集に入るとか)
こうすることで自分が本当にやらなきゃいけないことが明確になります。ゴール(合格)に向けての道のりが見えるようになるんです。計画どおりに勉強していけばいいので焦って変に難しすぎる問題集に手を出したり...なんてしなくなります。
さらに大きな計画を立てることで一日ごとの小さな計画も立てやすくなります。
(例えば、5月末までにこれを終わらせるためには一日に●ページずつやればいいなとか)
小さな計画をこなしていくことは自分の自信にも繋がるし、安定して達成感や満足感を得ることもできます。その小さな成功体験が次の日のモチベーションへと繋がり、最終的には合格にまで繋がっていくと僕は思ってます。
でも、具体的にどうやって計画を立てればいいんだ?と思いますよね。
僕は武田塾さんのサイトを参考にしていましたが、学校の先生や他の人に相談してみてもいいと思います。大切なことは"しっかりと考えて計画を立てること"です。
計画が立ったらそれに沿って勉強していくだけです。自分の中で合格までの道のりを明確にしましょう。
■参考書の活用
「ほう、それで実際どうやって勉強してたんだね?」
はい、僕は市販の参考書と問題集を使って勉強してました。
上で紹介したように武田塾さんのサイトから使う参考書と問題集、そして計画も立てていました。(ちなみにですが武田塾の回し者とかではないです)
これは僕の自論なんですが、市販の参考書や問題集で扱うものって結局は塾や予備校で扱われるものと同じだと思うんです。じゃあ何のために塾に行くんだよ?というと、"勉強する環境を手に入れるため"です。「家だとなんだか集中できない...」っていう人が多いからみんな塾に行ってるんです。塾に行ったからって必ず受かるってものでもありません。家でも別に集中できるよって人は参考書と問題集で十分勉強できます。
それに参考書とか問題集の製作に携わっている人ってその道のプロであることがほとんどです。(〇〇大学の教授や××予備校で長年教えている先生など)
つまり始めからクオリティが保証されているんです。使い方次第でいくらでも化けますよ。
■徹底<参考書が1冊終わるとは>
今までの話を整理してみると"計画に沿って参考書を終わらせていく"となりますよね。
だけど"参考書を終わらせる"ってどういう意味でしょうか?全部の問題を解いたらそれで終わりなんですかね?
僕が思うに、"解けない問題がなくなったら終わり"です。目の前でいきなり適当なページを開かれて、「これ解いてみてよ」って言われて解けたらオッケーです。
そうなるためにはとにかく1冊をやりこむ必要があります。
間違った問題に印をつけておいて何度も何度も繰り返します。国語や英語などの長文問題で、内容を理解してしまって解き直すことができないというものは解答・解説を丁寧に読みます。どうしてその答えになるのか他の人に説明できるようになるまで読んでください。
ここまでやってやっと"終わり"なんです。「1周終わったからもうおーわり」なんて甘えちゃダメです。
「受験はつらい」ってよく言われますがそのつらさの一つはこういった地道な努力を指していると思います。とにかく時間がかかるんです。
そしてだからこそ、質の良い参考書を選ぶことが大切です。「買ったはいいけどなんか違うな」って思って買い直すなんてもったいないし時間の無駄ですよね。
■量を求めすぎない。質も大事。
少し矛盾しているようにも見えますが、量だけを求める必要はありません。
あなたにとってのゴールは"志望校に合格すること"です。"一日に10時間勉強すること"ではありません。
受験勉強を続けていると不安のあまり、ずっと机に向かっていなきゃ怖いなんて思ったりするかもしれません。でも思い出してください。自分が立てた計画という道を進んでいけば必ずゴールは見えてきます。
それに量を求めるあまり集中できずにダラダラと時間を過ごすことのほうが良くないです。しっかりとした計画が立っていれば、その日に何をやらなきゃいけないのかも明確になっているはずです。そのタスクをこなしさえすればその日はもうオッケーなんです。無理してまで机に向かい続ける必要はありません。
僕が受験生の頃は一日に8時間勉強する日もあれば、5時間くらいで終わる日もありました。それはその日やらなきゃいけないタスクが早く終わったからっていうだけの理由です。YouTubeを見たりゲームをしたりして過ごす時間もありました。
また、どうしても集中できないならば必ずしも全てのタスクを終わらせる必要はありません。次の日が少しきつくなるだけです。
集中力を伴わない勉強に意味はありません。量と質、両方そろってはじめて"勉強"といえるんじゃないでしょうか。
■最後は気持ち。絶対に受かってやる!っていう強い気持ちを持ち続ける
これはもう言葉の通りです。受験勉強の中で辛くてくじけそうになる瞬間は何度もあるかと思います。その時に、諦めずに踏ん張ることができるかどうかは"志望校への想いの強さ"にかかっています。
「なんでその学校に行きたいのか?」「その学校で何がしたいのか?」とにかく自問自答してみてください。曖昧な気持ちだとどこかで自分自身の弱さに負けてしまいます。
そしてなによりも、"絶対に受かるんだ!"と自分のことを本気で信じてあげてください。言霊っていうものが存在するかどうかはわかりませんが、強く信じ続ければ実現すると、僕はそう信じています。
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気軽に聞いてくださいね。
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オランダでのスタートアップの可能性
先日Kiriのクリームチーズを食べながらこんな記事を見つけました。
2018年にオランダでスタートした会社で、100%アプリベースのスーパーマーケットです。
新鮮かつ街中の普通のスーパーではなかなかお目にかかれないような商品を取り揃えていると。中には特別な専門店なんかでしか売っていないような商品も...。
会社のミッションとして打ち出されているように
to make the best quality food available to more people, offering a wide range of vegetables, fruit, super fresh fish, handmade pastas, over sixty cheeses, eighty wines, and award-winning pancakes.
と、とにかく質の良い商品をより多くの人たちに届けたいという思いから始まったようです。 最近だとUber eats なんかもこれに近いのかななんて思うけど、スーパーに行かなくてもいいって思っている以上に便利ですよね。
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コロナのあとの世界
この100%アプリベースのスーパーマーケットっていうアイデア、正直めちゃくちゃ可能性に満ち溢れてるなって思いました。だってアプリで注文すれば新鮮な商品が勝手に届くんですよ?家から出なくていいってことですよ!
今の現状が落ち着いたとしてもリモートワークだとかオンラインショッピングなんかの可能性はこれからも模索され続けると思います。
もちろんAmazonだとか楽天とかすでに大きな会社はいくつかあるけど、値段とか質とかで差別化は進んでいくと思うんです。
そんな中でこのアイデアはものすごく画期的だなって思うし、実際に日本であれば僕も利用したいなって思っちゃいます。
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スタートアップの可能性
エストニアに続け!次なるスタートアップ国家は、紛争が続くあの国......? | Estonian Mania
こちらのブログでも紹介されていますがオランダやエストニア、そして"あの国"などいわゆるヨーロッパの小国って色んなビジネスチャンスに溢れてるんです。
(ちなみにEstonian Maniaさんは日本の大学を卒業後、新卒でエストニアの現地企業に就職なさった方です。憧れで勝手に参考にさせてもらってます...)
僕みたく新卒でいきなり海外で就職したい!って思ってる方はスタートアップ企業っていう選択肢を考えてみるのもアリなんじゃないかなーって思います。
ー僕も数年後には海外就職の情報を発信できる側になってたいな